精力剤のマカに副作用はあるの?

多くの精力剤に使われている植物「マカ」。副作用があるのではないかと心配される方も多いため、マカの作用と副作用について詳しく解説しています。

マカって何?副作用はあるの?

精力剤にマカが使われる理由

マカとは別名「アンデスニンジン」とも呼ばれるアブラナ科の植物で、南米ペルーの高原(海抜4,000~5,000m)で育っています。


昼間は日差しが強く、夜は気温がマイナスにもなる過酷な環境でもたくましく育ち、非常に生命力の強い植物であることから、マカは古来より生薬・健康食材として非常に重宝されてきました。


マカはタンパク質が豊富に含まれるとともに、アルギニンや必須アミノ酸といった栄養が多く、疲労回復、滋養強壮、精力増強、血流促進、脂肪分解など様々な作用を体にもたらします。


このような効果がEDに対して力を発揮し、マカを精力剤の主成分とすることで心因性EDや器質性EDの症状を軽減・改善することができるのです。

植物のマカにも副作用はある!

日頃食べているニンジンやじゃがいもと同じように、マカも植物ですので基本的に副作用はないと言われています。


しかし、マカは体に影響をもたらす生薬として使われている植物ですから、多少なりとも副作用があるのは事実です。


マカの副作用は医薬品ほど大きな副作用ではありませんが、事前に自分の体にあっているかどうかを確認してから服用した方が安全です。


また、持病のある方(特に甲状腺、腎臓、肝臓の病気がある方)は、主治医に事前に確認してから服用することをおすすめします。

マカの副作用

アレルギー

キャベツ、ブロッコリーなどアブラナ科の植物にアレルギーを持つ場合、副作用が出る可能性があります。

下痢、膨満感

マカの根に含まれる酵素が消化機能を低下させることで、副作用が発生します。

通常精力剤に使われるような加熱したマカで生じることはほとんどありませんが、胃腸の弱い方は稀に発症します。

にきび

マカにはアンドロゲンという男性ホルモンの増加を促す作用があるため、皮脂の分泌量が多くなり、にきびができやすくなります。

不眠、頭痛、気分のムラ

マカは精力剤に使われる植物の中でも、特に作用が強いと言われています。

特に中枢神経への作用が強いため、不眠や頭痛、気分のムラといった副作用が出ることがあります。

副作用の過度な心配は不要

植物であるマカにも確かに副作用は存在しますが、だからといって心配しすぎる必要はありません。


日頃食べている食材、飲んでいる薬にも少なからずアレルギーや副作用は存在します。


そういった副作用をあまり気にせず使用するのと同じように、マカの入っている精力剤も、健康な人であれば基本的に大きな副作用は生じません


また、副作用が生じた場合にも医薬品とは違い、症状が軽微なものがほとんどですから、副作用によって生活に支障が出ることもほとんどありません。

甲状腺、腎臓、肝臓などに病気をお持ちの方は主治医の確認が必要ですが、健康な方は常用しても副作用の心配は不要です。


マカに副作用があるということは理解しながらも、過度に心配せず、より良いライフスタイルを作る手立ての1つとして精力剤を活用していきましょう。

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