勃起不全(ED)とは
EDに当てはまる人や定義についてを解説しています。EDの統計情報やEDに悩む女性の話も紹介しています。
勃起不全(ED)の定義
EDに当てはまる人は意外と多い!?
満足のいく性生活が送れず、悩んでいる男性はたくさんいます。
興奮しているが勃起に至らない、勃起までにかかる時間が長い、十分な硬さや持続力がないなど、抱える悩みの種類は様々です。
勃起不全はErectile Dysfunctionを略し、「ED」という言葉で良く知られています。
定義は非常に曖昧で、完全に勃起が出来ない状態だけでなく、「勃起までに時間がかかる」「持続力がない」「途中で萎えてしまう」「十分な硬さが得られない」といった症状により、性生活が満足に送ることのできない全ての方を指します。
80%の男性がEDで悩んでいる統計結果も
統計調査では、20歳以上の男性のうち4人に1人がEDの症状があり悩んでいるということが分かりました。
この人数は中等度~重度の方の数で、軽度の人数を含めると成人男性の80%もの人がEDで悩んでいると言われています。
多くの男性がEDを経験している
あまり他人に相談出来るような内容ではないので身近にいないと思いがちですが、電車に乗ればそこにいる男性のほとんどが多かれ少なかれEDの症状になったことがあるという非常に身近な悩みなのです。
年代別のEDの割合は?
EDで悩む方を年齢別に見てみると、20代までは3%程度しかいませんが、30代から症状に悩まれる方が急増し、50~60代になると30%近くの方が相談や対処をするということが分かっています。
完全に勃起をしない重症な方は50代まではほとんどいませんが、50代を過ぎるとその数は一気に増え、70代では約半数が重症となっています。
女性からの相談もあるED
EDの相談をされる方は男性ばかりではありません。
現在は昔に比べ、性に関する相談をしやすい環境にあります。
そのため、全相談数の4分の1程度の割合でパートナーである女性からの相談がくることもあるのです。
女性にとってもEDは悩みの種
相手がEDではないかと感じた女性はそのことを直接男性に言うことができず、「パートナーを傷つけずに伝えられる方法はないか」「受診をさりげなく勧めるにはどうすれば良いか」「女性として何かしてあげられることはないか」といった相談をされます。
少しでも不安に思ったら早めの対処を!
しかし、男性からしてみると、女性からEDではないかと伝えられれば、多かれ少なかれ傷ついてしまうものですよね。
もしかしたらEDなのでは・・・と悩まれている方は、女性に言われる前に早めに対処し、自分も相手も満足できるようにすることをおすすめします。